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映画『陽がおちる』公式サイト|江戸時代の日本の夫婦愛、主従愛、家族愛―― 伝統と文化に育まれた、美しき日本の原風景をスクリーンに映し出す  2025年4月4日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開

映画『陽がおちる』公式サイト
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2024年4月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開2024年4月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
劇場情報
武士に逃れられぬ定めがあるなら、妻には守るべきものがある。

武家社会において、主君への忠誠は命に勝るものとされ、夫に下された切腹という決断は避けられぬ運命のように見えた。静寂に包まれた夜、夫婦の間に交わされる最後の言葉、そして良乃が胸に秘めた想いとは――

これまでの時代劇とは一線を画し、武士の妻、夫婦の覚悟に焦点を当てた重厚な人間ドラマとなっている本作。派手な戦いや剣戟ではなく、妻の献身と武士の誇りが交錯する一夜を描き、その静けさに満ちた美しさが国内外で高く評価され、ロンドン国際映画祭2025、エディンバラ国際映画祭2025で最優秀監督賞をはじめとした数々の賞を受賞し、ヘルシンキシネアジア映画祭でも正式出品を果たした。

主人公を演じるのは、柿崎監督作品で存在感のある演技をみせてきた竹島由夏。蟄居ちっきょを命じられた武士・久蔵を支える妻・良乃を力強く演じ、武士の妻を貫く女性の生き様をスクリーンに刻み込んでいる。共演には前川泰之、藤澤恵麻、黄川田雅哉、酒井敏也、羽場裕一、そして村上弘明といった実力派俳優陣が名を連ね、物語に重厚感を与えている。

陽がおちる陽がおちる陽がおちる
[ ストーリー ]

文政十二年、江戸。武家の妻・良乃は、蟄居ちっきょ(謹慎)を命じられた直参旗本である夫・古田久蔵と、幼い息子・駒之助とともに静かに暮らしていた。

ある日、旧友・江藤伝兵衛が残した一首の歌が、彼女の平穏を切り裂く。

「夏の世の 夢路儚き もののふの 晴れて行方の 西の雲の端

それは、久蔵の沙汰が切腹であるという知らせだった。

残された時間で、妻として何ができるのか。久蔵の誇りを守り、息子の未来をつなぐため、良乃は静かに覚悟を決める。

命運の夜、彼女が選んだ道とは――

陽がおちる陽がおちる陽がおちる
劇場情報
ムビチケ
脚本・監督:柿崎ゆうじ
プロデューサー:柿崎ゆうじ/前田茂司
竹島由夏出合正幸
前川泰之藤澤恵麻黄川田雅哉酒井敏也羽場裕一
村上弘明
ほか
制作プロダクション:楽映舎
企画・製作:カートエンターテイメント
配給:MomentunLabo.
2024年/133分/シネマスコープ
©2024 Kart Entertainment Co.,Ltd.